Billing boats Norden

billingboats Norden BB603

1930年頃に、デンマークの地方漁村の造船所で建造された漁船です。当時のボートの技術がかなり進歩していたことを示す船です。後期のタイプは操舵室があります。安定した航行が可能な船で、丸みをおびたデザインが特徴です。速度は約9ノットでゆっくり走航します。このキットは、船体(ハル)と甲板が右側と左側のパーツに分けて作る変わった方法です。左右別々にプランクする(板を張る)方法で船体を製作しますが、この製品はRC化は視野に入っていないみたいです。かなり骨組みやハッチの改造をしました。大きさもRCにするには少し小さめです。今でこそミニサーボ・ミニアンプ・リポバッテリーが普及しているので簡単ですがポルコが作った当時は船内に納めるのに苦労しましました。

◆スケール:1/30◆全長:345mm◆全幅:115mm◆全高:280mm◆1軸

billing boats Norden 603のパッケージです
箱を開けるとこんな感じ
実物のNorden
図面の一部
レーザーカットになってます
キール:本来は下のパーツですが、無理やり切り抜きました。
ジグソーで1枚づつ切り落としていきます。船が小さいとなかなか細かい作業になります。
上矢印が本来のパーツ下矢印がジグソーで切り出したものです
歪まないように作業板にピン止めして
切り出した横骨を竜骨に張っていきます
スコヤを当て直角を見ながら一枚ずつ張ります
続いて船体外側を作ります、
材料を十分に湿らせるのがポイント
1枚目を貼るのが緊張するんですよ~
底まで順番に貼っていきます。貼っては眺めて・貼っては眺めて
貼る順番は人によって違います。上から・下から・真ん中から
内側から見るとこんな感じです。
今回は先に横骨をくりぬきましたが、後から切り抜くのは大変ですよ。
洗濯ばさみで左右を仮止めしてみました
さすがにニッカドを1本置いてみたけど狭く感じますね。どう考えても無理です